「自信がありません。」
相談を受けていると、この言葉、本当によく耳にします。
しかし、お話を伺っていると、多くの方が「自信」を少し誤解しているように感じます。
自信とは、すごい自分になることではありません。
誰かより優れていることでも、常に褒められることでもありません。
また、「自己肯定感を高めたい」というご相談もよくあります。
しかし自己肯定感を高めようとするあまり、「今の自分ではダメだ」と否定してしまっては本末転倒です。
自分自身を理解し、「これが今の自分だ」と受け入れられる状態こそ、本当の自信であり、自己肯定感につながる、と私は考えています。
若い頃に自信がないのは、ある意味当然です。
恋愛も仕事も経験が少なければ、「失敗したらどうしよう」と不安になります。
挑戦したことがなければ、その先がわからないのですから、行動をためらうのも自然なことです。
しかし、年齢を重ねるにつれて、多くの人は少しずつ経験を積んでいきます。
失恋をして大きなショックを受けることもあるでしょう。
仕事で失敗して、厳しく叱られることもあるでしょう。
それでも時間が経つと立ち直れた。
思っていたほど人生は終わらなかった。
「最悪…」と思ったけど、意外と大丈夫だった。
また挑戦できた。
泣いてたのが嘘みたいに、今は笑えてる。
そんな経験を何度も積み重ねることで、
「この程度なら大丈夫。」
「落ち込んでも、しばらくすれば元気になれる。」
という、自分なりの感覚が育っていきます。
つまり、自分で感情を整理し、乗り越える力が身についていくのです。
一方で、「自信がないから」という理由で挑戦を避け続けると、この感覚が育ちません。
失敗した経験もなければ、立ち直った経験もありません。
すると、頭の中では失敗への不安ばかりが大きくなり、「やっぱり自分には無理だ」という思い込みだけが強くなってしまいます。
また、「誰かに褒められたから自信がついた」と感じる方もいます。
もちろん、褒められることは嬉しいことです。
しかし、それは一時的な安心感や高揚感であって、自信そのものではありません。
他人からの評価は、自分ではコントロールできないからです。
評価されれば安心し、評価されなければ落ち込む。
それでは、心の軸はいつも他人に委ねられてしまいます。
本当の自信は、他人から与えられるものではなく、自分が積み重ねてきた経験の中から育つものです。
だから私は、「もっと自信を持ちましょう」と励ますことはしていません。
まず必要なのは、理想の自分を追いかけることではなく、今の自分を正しく知ること。
何ができて、何が苦手なのか。
どんな考え方の癖があるのか。
どんな経験を積み重ねてきたのか。
そうした心の土台を理解することで、自信は少しずつ育っていくものだと思います。
家相も同じです。
家の気のバランスが崩れていれば、本来の力は発揮できない、と考えます。
心身を整えるのに、大切な空間が家だからです。
人が健やかに活動するための土台が家なのですから。
人も家も、土台が整ってこそ、その上に安心して人生を積み重ねていけるのではないでしょうか。
あなたの整えたい「土台」は、どちらでしょうか?
自信が持てない原因は、人それぞれ異なります。
自分自身の考え方や思考の癖を整理したい方は、「四柱推命 全4回コース」で自己理解を深めていきます。
一方、住まいの環境が気になる方や、生活の土台を見直したい方は、「家相鑑定」をご利用ください。
私は、人も家も「土台」が整うことで、心身が安定し本来の力を発揮できると考えています。
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