現在猫と暮らしています。可愛くてたまりません。小さな生き物がこんなに幸せをくれるのか、としみじみ思います。
猫が人間に何かしてくれることはなく、むしろ手間とお金をかけてます。人間が毎日せっせと猫トイレと寝床を掃除し、ご飯とおやつをあげて、飲み水を綺麗に保ち、定期的に病院に連れて行く。トイレを失敗して、う・こをつけてウロウロしてることもある。早朝、謎に起こされることも多い。噛まれる、引っかかれる、などしょっちゅう。人間の住空間も猫の毛やらで掃除の手間は増えます。旅行も即決断できず、家族と「猫のお世話」のためのスケジュールを調整する。
猫苦手な人からしたら、そんな生き物どこが可愛いの???と不思議かもしれませんね。
私にとっては最高に可愛い愛すべき宝物であり、猫と暮らす幸せ成分が心にジワーっと効いていることを実感します。
私は住宅事情や旅行好き、などを理由に猫との暮らしは長年諦めていました。これはやらない言い訳でペット可能な家を探したり引っ越すのはお金はかかるし、めんどくさかったんですよね。
でも結局のところ、自分が頑張れるか、自分次第ってことなのです。
猫を飼うことを諦めていた理由が、もう一つあります。私は猫を飼うなら飼い主の事情がどうなろうと猫の生涯責任を持つべき、と考えているので、自分が最後まで責任もって面倒見れるか不安で飼うのは踏み切れませんでした。
世の中にはペットを無責任に繁殖させたり、捨てたり、保健所へ持ち込んだり(長崎では殺処分されます)生き物をおもちゃ感覚な人が存在して、心の底から軽蔑します。
ですがある時、SNSで他人の飼い猫を眺めていいな〜かわいいな〜と羨ましがってるだけでいいのか???と自分に問いかけました。死ぬ前にやっておきたいこと、ってよく言いますが、猫との暮らしは、やらないと絶対に後悔すると思ったんですよ。
年齢も決断を後押ししてくれました。動物医療やフードの進歩により、猫の平均寿命は伸びています。ペットの高齢化。猫が高齢になった時、私も高齢者。高齢ペットの介護をするのは、なかなかしんどい。早く飼い始めないと遅いのです。決断から2週間後には猫との暮らしが始まりました。
この記事は、猫飼いをすすめているわけではありません。
やりたいことをやらずに諦めて、本当にいいのか?
自分の頑張り次第で、やれるのではないか?
やらない理由は、頑張りたくない言い訳なのでは?
趣味や進路、仕事など、なんにでも当てはまることだと思います。
