家相の相談を受けていると、話題になるのがキッチンはガスがいいか、IHがいいか。
これまでのご相談の会話の中では、料理に火を使いたい、火があると温もりを感じる、などガスが好きな方が多い印象。ただ、現実的なメリットで「ガスの方が好きだけれどIHにした」という方が多かったです。
私個人的には、猫が時々キッチンに興味を示すので、火が出る設備はなんとなく危なっかしく感じて、IH一択でした。実際にIHで生活してみると、IHでの調理はキッチンが暑くならない（夏はほんといいです）、掃除もしやすいのでIHで良かったです。
では家相的に考えるとどうでしょう？
家相は、家の中に良い気が巡るようにして、住む人に良い影響を与えようという考えです。
気は「陰・陽・五行」があります。陰の気だから悪いという意味ではなく、陰陽五行のバランスが整っていることが大切です。
例えば、家の中に陰の気がなく陽の気ばかりが強くなりすぎると、住む人の自己主張が過剰に高まり周囲との対立をうむと考えます。
家の中に良い気が巡るようにするとは、「そこに住む人が持っている気」と「家相の気」の陰・陽・五行をバランスよく共存させることです。
陰陽五行でいうと、ガスは陰の火です。そして陰の火を置く場所を決めるのは、とても難しいのです。（詳細は説明しませんが・・・）
ですから、結果的にIHの方が家相的にはキッチンのレイアウトがしやすいですよ。