お掃除ロボット考察。自分でやらない幸せ。

うちには毛の長い猫ちゃんがいて、毎日抜け毛がすごい。春と秋の換毛時期はさらに増えて大変なことになる。今掃除機かけたよね!?コロコロしたよね!?という場所に猫毛。長毛の猫毛というのは、短毛のそれとは全く別物。長毛の毛は細く繊細で、至る所に入り込むし、絡みつく。猫が歩けば、猫が触れたら即、毛だらけになる。

以前、毛の長い猫を飼っている人にルンバの感想を聞いてみた。すると、毛が絡まって使い物にならない、普通の掃除機の方がいいよ、とのことだった。その時は購入を見送った。

最近になって、お掃除ロボへの熱が再燃した。やっぱり便利な気がする。掃除が楽になる気がする。あれこれ考えても、自分で使ってみないことにはわからないんですよね。ということで購入。

私は今のところ、すごくいいと思っている。家具の脚の周りや部屋の角や溝など、細かいゴミが溜まりやすい場所に、回転する細いブラシがゴミを掻き出してくれるのだ。使う前は、もっと「雑」な掃除だと思っていたので、予想外。私の掃除機がけの方が雑でした。

そしてもう一ついい点がある。
家具の下は、猫にとって隠れ家・遊び場・通路。
家具の下に埃が溜まると、人目線では気付きにくくても、そこを通る猫のモップのようなふわふわもふもふの体に埃がつく。だから掃除機が入らない家具の下は、私は毎日床に腹ばいになってフローリングワイパーで掃除していた。この「腹ばいフローリングワイパー」はほんの数分だけど、今思えば地味にストレスだったのだ。お掃除ロボは家具の下へスイスイ〜と入ってくれる。家具の下からウィンウィン言いながら出てくるのを見ると、ありがとう助かるよ、という気持ちになる。

お掃除ロボは終了まで1時間くらいかかる。もし自分で掃除機をかけたら、もっと早く終わる。とはいえ、時間はかかっても私はお掃除ロボがいい。

なんだろう・・・この「自分でやらない」という嬉しさ。非常に満足度が高い。この満足度は「早く終わる」とは別物。「面倒な作業からの解放」ということに大きな価値を感じます。