死ぬまでにやりたいこと。本当に諦めていいの?(猫と暮らす)

現在猫と暮らしています。可愛くてたまりません。小さな生き物がこんなに幸せをくれるのか、としみじみ思います。

猫が人間に何かしてくれることはなく、経済的利益を得ることもない。幸せ成分が純粋に心にジワーっと効いてるなと実感します。(PC作業中、尻尾を腕に乗せてくれるくれるだけでも私は嬉しい)

私の場合、住宅事情や旅行好き、などを理由に猫を飼うことは長年諦めていました。でもこれってやらない言い訳で、結局ペット可能な家を探したり引っ越すのはお金はかかるし、めんどくさかったんですよね。住宅事情って、自分次第です。自分が頑張れるか、ってこと。

もう一つ理由があります。世の中にはペットを簡単に飼って捨てたり、保健所へ持ち込んだり(長崎では殺処分されます)生き物をおもちゃ感覚な人が存在して、心の底から驚きます。

私は猫を飼うなら、飼い主の事情がどうなろうと生涯面倒を見るべき、と考えているので、猫を飼ったことで不都合が生じた場合を想像すると、最後まで責任もって面倒見れるか不安でどうしても踏み切れなかった。

ですがある時、SNSで他人の飼い猫を眺めて羨ましがってるだけでいいのか???と自分に問いかけました。死ぬ前にやっておきたいこと、ってよく言いますが、猫を飼うことはやらなきゃ絶対に後悔すると思ったんですよ。

年齢も飼う決断を後押ししてくれました。動物医療やフードの進歩により、猫の平均寿命は伸びています。ペットの高齢化。猫が高齢になった時、私も高齢者。高齢者が高齢ペットの介護をするのは、なかなかしんどい。私が高齢になった猫を介護するなら飼い始めないと遅いのです。

決断から2週間後には猫との暮らしが始まりました。とはいえ、猫飼いをすすめているわけではありません。

自分の事情で諦めていることは、本当に諦めていいのか?自分の頑張り次第で、可能にできるのではないか?やらない理由は、頑張りたくない言い訳なのでは?

振り返ることは、幾つになっても大事ですね。趣味や進路、仕事など、なんにでも当てはまることだと思います。