子供に対して、どう声をかけてあげたらいいかわからない

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「子供に対して、どう声をかけてあげたらいいかわからない」

四柱推命的にアドバイスをするならば、親と子供の命式から、生まれ持った性質に合わせた対話の仕方があります。とはいえ、四柱推命とカウンセリングを学び、不特定多数の方と対話をしている経験から、子供とのコミュニケーションに悩む方にやってみてほしいのは「親」「子供」という役割を意識から外し、人間としてフラットな立場に立つことです。

言葉に迷ってしまうのは、愛情があるからこそともいえますが、実は「親」と言う役割を過剰に特別視してしまうことも原因です。親だから子供より賢くて当然、常に正解を与えてあげるべき、みたいな感覚。そして無意識に子供との関係を上下関係にしています。

親だから「いいことを言ってあげたい」「正解を与えたい」が強くなると、プレッシャーからどう声をかけたらいいかわからなくなるのです。ですが、親も子供も完璧な人間はいません。親の方が優秀であるともいえません。親は歳を重ねた分経験値はありますが、四柱推命からもわかるように生まれ持った性質や性格も違うので、親の経験値が子供に役立つとも限りません。それに親と子の世代では、世の中も時代の流れのスピードも違うので、親の経験値が子供の世代にはそぐわないこともありえますしね。

子供との対話では「親」「子供」という役割の上下関係を忘れて、一個人の「私」としてどう考えているのか、素直で対等な「私」からのメッセージを子供へ伝えてあげてはいかがでしょうか。