母親との関係に悩む人

母の日を終えて。
母親の素敵エピソードは巷にいくらでも溢れていると思うので、私は違った視点で書いてみます。

普段の鑑定でも、母親との関係に悩んだ相談はよくあります。母親とのやりとりを思い出すと怒りと悔しさで震えると話していた50代女性、離れたいから距離をとった(一人暮らしを始めた)30代女性など何人も相談にみえました。

母親へもつ感情のネガティブさの度合いは人それぞれ千差万別ですが母親と合わない人は少なくない。普段耳にする機会がないのは、他人に話しづらい内容だから言わないだけだと思う。親が嫌いだと表明することは、関係性を詳しく知らない外野から「そうは言っても親なんだから」「産んでくれた」「あなたを思ってるからこそ」などと言われたり、親に感謝できない残念な大人扱いされてしまいますもんね。

母親だからって無理に好きになろうとしなくていいと思います。ただあなたの幸せの足を引っ張っているとしたら、できるだけ距離をとった方がいいです。特に精神面ですね。精神的な距離。自分の心の中に入れない練習をする。

四柱推命学的見地から言えることは、生まれ持った性格・性質の基本=宿命はしっかりと根付いていて、それをベースに行動しているから、めんどくさい人はめんどくさいままなのです。強烈な体験や反省があって自ら気づいて変わろうと努力した人しか性格は変われません。

母親が変わってくれることを期待していては、時間が勿体無いです。相手が変わることを願うのは、現状維持だと理解した方がいいでしょう。

親への不満をつらつらと募らせる時間を、自分の幸せに繋がる行動ができたら未来は明るいですよ。母親が変わることを待つのではなく、あなた自身が自分の幸せのために生きる人に変わりましょう。