我が家にテレビはありません。人に話すと、わりと驚かれます。テレビなし生活に至った経過はこんな感じ。
テレビっていらないかも、と感じ始めた頃:テレビは録画して、時間がある時に見る
テレビをつけなくなったのは、情報番組系で専門家よりタレントの発言が持ち上げられる傾向に、違和感を覚えたのがきっかけ。事実や専門性よりも面白おかしさ優先では、不要な情報や正確性に欠けた情報が入ってくると感じ、見たいと思わなくなった。
また、ジェンダーを感じる番組やCMもテレビが苦手になった理由の一つ。昔あった番組で女性に料理をさせてジャッジしたり、子育てや家事=女性が率先する役割、未婚の女性をイジる、など不快。見たい番組があれば録画して、時間がある時に見るようになる。
捨てる勇気はないけれど:録画しても見なくなる
録画した番組も見なくなる。どんどん録画が溜まっていく。もはや見たい番組はないと気づく。録画をやめる。テレビはアンテナを外しパソコンに繋いで、大きなモニターとして使うようになる。子供の頃からテレビが常にある刷り込みなのか、処分する勇気はない。
ついに処分:そしてTVは不要へ
テレビがなくても全く困らない。ラジオは好きでよく聞きます。
ラジオは芸人さんのが好きで、声に出して笑っちゃうこともある。家事や移動中に聞く。
めんどくさい時間が楽しい時間に変わる。
以前より家で映画を見る時間も増えた。
PCをサッと開き映画、が習慣になると、大きなテレビが邪魔に感じるようになり、ついに業者に頼んで処分した。
一時期プロジェクターを買おうと色々と物色していたけれど、PCのコンパクトさに慣れたらどうでも良くなった。
映画館に行って大きな映像見ることで満足している。
直近:やっぱりテレビはいらないと再認識
4Kなどテレビ自体のスペックが上がり、久しぶりに買おうかなと考えたこともある。
2020年は旅行補助を使いホテルに何度か泊まって久しぶりに部屋にテレビがある状態が新鮮でした。
いくつか番組をみて、テレビというハードはアップデートされても、番組=ソフトの部分に大きな変化は感じられず。
昔はニュース、歌番組、コント・漫才番組、ドラマ、とコンテンツがそれぞれ専門的で充実していた。
最近(と言っても私が見ていたのは10年以上前。平成後半〜知らない)は、ニュースも歌番組もお笑い番組も、全てバラエティのような薄い内容。
テレビ番組は「情報を得る」「エンターテイメントを楽しむ」ツールとして、中途半端。
映画もあるし、音楽やお笑いは、お金を払ってチケットを取ってライブを見に行くようにしてます。
ニュースや情報はyoutubeに良質な番組がいくらでもあり、課金すればCMなしで快適です。
情報を得たりエンターテイメントを楽しむ手段はテレビ以外で足りるんですよね。
私の生活習慣・ライフスタイルに、テレビは必要ないなと再認識しました。
