ご相談中、友達が欲しいとか、友達がいなくて寂しい、みたいな話をされることがある。気軽に話ができる人が欲しいという。鑑定相談では、性格や人間関係を分析するので、自分にあった人付き合いの仕方や起きやすい人付き合いのトラブルの傾向もご提案できる。悩みとまではいかなくても、友達がほしいなと思ってる人は多いんじゃないかと。4月は新学期や引っ越し、異動など、新しい出会いが増える。友達を作るチャンスも増える。
先日コミュ力1000%ぐらいの知人と「コミュニケーション」について話題になった。彼女は「話をしてみなければ、どんな人かわからない。相手のことを知りたいけど、初めは何を話せばいいか分からないから、自分のことをなんでも話す」と言った。なるほど。自分のことをどんどん話すことで、「私はこんな人間です」と自己紹介しているようなもの。それを聞いた相手に安心感を与えるから、結果的に相手が心を開いてくれるのだろう。
人付き合いが豊かな人は、自分から積極的にコミュニケーションを取ってるんですね。特に大人同士の付き合いの場合、待ってるだけの人は、厳しい言い方をすると付き合うのが面倒くさい。なぜかというと、色々と相手に気を使わせるから。だから人が寄りつかない。友達がほしいという言葉の中には、自分を都合よく楽しませてほしい、という本心が見えてしまうこともある。
また、あるミュージシャンのエッセイにこう書かれていた。【「自分は人見知りなんです」というと相手に「気を使ってください」と言ってるのと一緒、すごく失礼、人見知りを言い訳にしない】正確な文章は覚えていないが、内容的にはこんな感じ。
このミュージシャンの言葉「人見知りを言い訳にしない」ほんとその通りですね。人見知りで通したいなら、自分の時間を充実させたらいい。友達同士でワイワイしている他人を見て楽しそうだな、ぐらいは思うかもしれないが、実は友達がいなくても困らないのでは?一人が好きならそのままの自然体でいいんじゃないでしょうか。