【自己肯定】毒親育ち、愛され育ち、どちらがいい?

人生相談から考察する「生まれ育ち」と「人生の伸び代」

 

毒親育ちだから人生がうまくいかない、私は不幸
親に愛され大切にされたから人生うまくいって当然

人生相談をしていると、上記2つのどちらかを自分の人生の仕上がりの理由にしてしまうケースがとても多いように感じます。
しかし、四柱推命では生まれ持った宿命を努力で対処することの大切さを『後天運』と呼び、開運行動として重視します。自分で努力することは、一番の開運行動です。

 

年末年始は親子の距離が一時的に近くなる季節

帰省や家族の集まりが増える時期。普段は意識していなくても久しぶりに親と向き合うことで
・やっぱりこの親とは合わない…
・昔のことを思い出してしんどくなる
・私の親は〜してくれなかった
こんな感情がグッと揺れ動く方も少なくありません。

だからこそこのタイミングで「親との関係」と「自分の人生の責任」を切り分けて考えてみることがとても大切です。

 

毒親育ちの2つのパターン

 

①生い立ちを言い訳にして、人生を投げ出すパターン
「毒親育ちで親に辛いことばかり言われてきたから」自信がない、などと仕事や人間関係から逃げ続けてしまう人。

②毒親育ちだからこそ強くなれて、自立が早いパターン
「この家にいたら自分が潰れる」「この親といたら、自分が壊れる」
と直感的に感じ、早く社会に出て辛いことから逃げない、社会で頑張ると腹をくくれる人。

 

愛され育ちの2つのパターン

 

①愛され育ちを礎に、挑戦して成長していくパターン
親からきちんと愛され、大切にされて育つと「失敗しても大丈夫」という安心感が身につきます。
そのため、新しいことや難しいことに挑戦できたり、努力が苦にならなかったりと人生の選択肢が広がります。

②心地よさから抜け出せず精神的に自立できず幼稚なまま歳をとるパターン
親との時間が居心地よく、病気でもお金でも、何となく助けてもらえるため危機感もなく努力もしない。
その結果、中年〜になっても精神的に幼稚で、人生後半で悩みが出やすいのが特徴。

 

見た目は中年、中身は幼稚

毒親育ちの①と愛され育ちの②には共通点があります。
・嫌なことは他人のせい
・努力を避ける
・自分で何とかしようとしない
・先延ばしにする
・本当の自分は違う、本当の自分は素晴らしい、という謎の思い込み

幸運そうに見える愛され育ちですが、②は居心地の良いぬるま湯のような親子関係から巣立とうとせず、
見た目は中年にも関わらず(自分の見た目は若い、と勘違いしているケースも多い)、中身が幼稚で、自分は努力せず誰かが何とかしてくれることを期待してます。
よくある例が、自分は収入が低いにも関わらず高収入の結婚相手を欲しがる。
親が高齢になってようやく焦り始め、フォローをしてくれる人が欲しくなるのです。

毒親育ちの①と愛され育ちの②が共通するのは、自分の幸せのために自分は頑張らないのです。

 

自分の人生は自分で決める

自分の人生を充実させる鍵は『誰のせいにもしない』ことです。

知っておいて欲しいのは、親がどうであったかは『過去』
自分がどう生きるかは『今』と『未来』

毒親育ちはスタートがハードモードで、大人になって自立しても感情面のデメリットがあることは間違いないです。
愛され育ちが羨ましい、と感じるのも当然です。
しかし、精神的自立が促され、伸び代が大きい、幸せな人生を歩んでるケースも珍しくないです。
親に頼れないからこそ頑張れた人、親に頼らず距離をとって頑張ってる人、いっぱいいますから。

 

結論。

『毒親育ち』も『愛され育ち』も頑張ったり努力する人は人生が充実しているし、
他責思考をしている人は、不満が多く、拗ねている。こじらせている。パッとしない。
多くの人生相談の経験から、育ちよりも『誰のせいにもしない』ことが大切だと感じてます。

 

親子関係に苦手意識がある。
親子関係が原因で自己肯定感が低く、現在の人間関係に苦手意識がある。
こんな方に向けてカウンセリングメニューがございます。詳細はこちらから