運命は天から授かる
人は胎児のとき母体から酸素をもらっています。この世にオギャーと誕生した瞬間、肺呼吸を始め体内に空気が取り込まれます。生まれて初めて体内に取り込まれた「気」を陰陽五行論をもとに分析するのが四柱推命です。生年月日と生まれた時間と出生地から、どんな運命を生まれ持っているのかを推測します。出生時間は、天が定めたタイミング。「肉体」は両親から授かる魂の入れ物であり、中身である魂=宿命は生まれた瞬間に天から授かると考えます。
命式から読み解く人間分析
生年月日と生まれた時間と出生地を元に作る「命式」から、宿命(才能・気質・性格・人間関係・財など)と運気を読み取っていきます。
「良い命式」を持つ人は多くない。誰でもどこか「偏り」がある。「偏り」は人柄を表す。例えば、こだわり・得意な事・苦手な事などが偏りとしてあらわれる。
「偏り」は個性であり、魅力でもある
得意なことにまっすぐ進めば、その人の「偏り」が「個性」として生き生きと輝く。苦手なことを続けることほど、しんどいことはない。四柱推命では、人はそれぞれ個性があり、個性を活かす道へ進んだ方が上手くいく、とする人間分析学です。
天命を知り、人事を尽くす
四柱推命では、得意なこと、人生のがんばりどき、運気が良いタイミングをあらかじめ知っておいて「合理的に」人事を尽くそうと考えます。不得意なことを頑張るより、得意なことに集中した方が良い。運気がめぐるタイミングや個性を効果的に使おうとするのが、四柱推命の考え方です。