完璧主義よりやり直し

九星気学の六白金星の象意の一つに完璧主義、とある。私は以前までは完璧主義=完璧にできる人、だと考えていた。ところが東洋占術の世界に触れ完璧主義を紐解くと、完璧主義のあまりいつまでたっても最初の一歩が踏み出せず、今いる立ち位置から変化できない、硬く縮こまった状態、という意味を内包していることがわかる。完璧を目指すと、結局何もできずに人生が終わってしまうパターンに陥りがちなのだ。

ご相談で、独立も転職も婚活も「絶対うまくいく保証があればやりたい」と言われることがある。運命学的には、生まれ持った宿命と運気の流れに乗るとうまくいく、と考える。ところが、生まれ持った宿命と運気が最高!なんて人は滅多にいない。だからこそ絶対うまくいく保証を求めるより、失敗したらやり直しができるかの方が大切だ。「絶対にうまくいく」完璧に求めると、結局何もできないままです。

失敗したらやり直し、軌道修正を繰り返して、徐々に自分が求めるゴールに近づく。充実した人生ってこんな感じじゃないかな。何か目標があるなら、完璧を目指さないで、とりあえずやってみてください。