年明け早々、我が家のトイレをリフォームした。本当は2021年中にする予定で工事の日程も決まっていたのだけれど、トイレが手に入らなかった。詳しくいうと、便器はあるけど、便座(ウォッシュレット)がない。理由は、コロナの関係で海外の半導体工場がストップし、半導体が使われているウォッシュレットの生産ができず、在庫がないのだ。ウォッシュレットはトイレというより電化製品ですね。温水にしたり、デリケートな部分を絶妙な優しさで洗ったりするのだから繊細な判断ができる機械なのでしょう。トイレは、便座と便器(床についてる部分)が別売り、って知ってました?私は今回初めて知りました。
そして、2021年末、我が家が欲しい機種は在庫がないけれど、一番ハイスペックな機種ならあると連絡がきた。とはいえ、我が家にとって不要な機能が付いていて、オーバースペックです。いらない機能が付くと、故障のリスクは上がり、掃除やメンテナンスの手間が増えます。一度買えば、毎日、多分10年以上使うことになるトイレ。妥協はできません。欲しい機種の在庫を探してもらって、年明けにやっと工事ができました。
リフォームの担当者曰く、設備業者が確保していた1台があって、どうにかお願いして取り寄せはできたけれど、通常より仕入れ値はお高めになったとのこと。そして、多分ウォッシュレットの供給は追いついてきたはずなのに、出し惜しみというか、価格が上げ止まりしているようなことも言われてました。この状況は、一消費者がどうこうできることじゃないですよね。欲しかったウォッシュレットがあっただけでもありがたく、我が家に設置してもらいました。トイレのリフォームは壁紙と床材も変えて、1日で完了。ちなみに、TOTOは1月28日出荷分からトイレを値上げしました。我が家は値上げ前に購入できてよかったです。
トイレは、家相でいうと凶相です。ですが必要な設備です。だからこそ、地場を整え、綺麗に気持ちよく使えるようにしておきたいものです。トイレの位置は大変重要です。これから自宅等を設計される方は、お住まいになる家族にとって障りのない場所を選ぶことをおすすめします。また、既存のトイレ設備を取り替える程度のリフォームは、土用中にやっても差し支えない、と判断しています。
土用中はリフォームは駄目、と言われる家相の先生もいらっしゃいます。四柱推命や家相の土台となる基本的な考えは同じでも、学んできたものや経験によって、状況判断は先生によって違う場合があります。私は自分の考え方とは違う先生を批判は一切しません。お客さまが、その先生を信頼したい、と選んだ心がとても大事だと思います。ですから、家相をよくしたいとお考えの方は、相性の良い先生を見つけて、信頼してお任せするのが一番いいと思いますよ。