足し算の人生、引き算の人生。どちらのタイプ?

人生を切り開いていく過程

足し算の人生なら、何かを始める、増やす、手に入れる。会社を大きくしたい、家が欲しい、もっと稼ぎたい、と足し算が生きる力になる人。

引き算の人生なら、何かを止める、減らす、捨てる。必要なモノとコトを見極め、足るを知る。身軽さが行動力となり、引き算で勢いがつく人。

人生を切り開いていく過程で、自分はどちらのタイプだと思いますか。

着眼点の違い

引き算の人生で、満たされるの?と不思議に思う人もいるはず。必要なモノとコトを見極めたら、選び抜かれた少数精鋭さえあればいい。必要なものが少なければ、時間やお金に余裕が生まれる。質が上がる。引き算の人生の良さ。

例えば、2種類の人気レストランの経営者をイメージしてほしい。一方は規模は大きくシェフやスタッフを大勢雇い売り上げは右肩上がり、店舗を増やしチェーン展開するレストラン。もう一方のレストランは経営者兼シェフで小さな規模だがいつも行列ができて、売り上げも好調。

どちらのレストランの経営者になりたいかは、分かれるだろう。幸せの着眼点は、人それぞれ違うから。

どちらの方が、合ってる?

どちらが合ってるかは、これまでの人生を振り返ってみたら、肌感覚としてわかるはず。うまくいったのは、足し算?引き算?しっくりくるのは、どっちだろう。とはいえ案外、自分のことはわからない人もいる。

うまくいく、と一言で言っても2通りの意味がある。1つは、お金や地位など、客観的にわかる成功を収めること。もう1つは、心の充足感。シンプルに「幸せ」を感じられること。この2つを満たして「うまくいく」だ。

足し算、引き算のどちらが自分に合っているかを四柱推命で分析するなら、生まれ持ったエネルギー量の違いで判断する。エネルギーが強いなら、足し算の人生、そうでないなら、引き算の人生が、客観的成功も、心の充足感も満たしてくれるはず。

四柱推命でエネルギーが弱い=成功しない、と考える人もいるが、それは客観的成功のみに注目しているので「幸せ」とはちょっと違う。生まれ持った自分のエネルギーにちょうどいい生き方をしたら、いろんなことがうまく回っていく。