完璧主義よりやり直し

最近、過去書いたブログを加筆修正した。内容を大きく変えることはないが言い回しを変えたりエピソードを追加した。書いた当初は「よし。」と思ってアップするが、時間を置いて見直すと、手直ししたい箇所が見えてくる。もし、完璧な記事が完成するまで載せないとしたら、ブログは永遠にゼロのまま。完璧を目指すより、推敲を楽しみ、訂正をしながら記事を積み重ねるようにしている。

 

九星気学の六白金星の象意の一つに完璧主義、とある。私は以前までは完璧主義=完璧にできる人、だと考えていた。ところが東洋占術の世界に触れ完璧主義を紐解くと、完璧主義のあまりいつまでたっても最初の一歩が踏み出せず、今いる立ち位置から変化できない、硬く縮こまった状態、という意味を内包していることがわかる。完璧を目指すと、結局何もできずに人生が終わってしまうパターンに陥りがちなのだ。

 

アミュプラザ長崎や浜の町で鑑定していると、独立も転職も婚活も「絶対うまくいく保証があればやりたい」と言われることがある。運命学的には、うまくいかせたいなら運気の流れに乗ることは大事で、その人が持つ宿命にふさわしい方法がある、という考えをもとにアドバイスする。とはいえ「絶対うまくいく保証」があるとするなら、「失敗したらやり直し」ができるかどうかで自分次第だと思う。失敗してもやり直してうまくいけば、失敗は単なる通過点で結果的にうまくいく、の繰り返し。充実とか満足した人生ってこんな感じじゃないかなと。だから完璧じゃなくても、とりあえずやってみたらいい。失敗した時どの程度までなら許容できるか、という線引きは必要だけれども。