サラリーマンから独立したい方へ。二重思考・グレー思考のすすめ

今はサラリーマンなんだけど、独立したい、と考えているお客様が増えた感じがします。
ざっくり分けると、二つの傾向が見られます。

 

一つは、現在やっていることで独立したい場合。
①現在の仕事を会社から独立して個人でやりたい②これまでプライベートで続けていた趣味や特技を活かしてビジネスをしたい③これまで違う仕事をしてきたけれど、親族から家業を継承するタイミングがきた③は、①、②とは状況が少し違います。そして、これまで直接的に業務に関わっていないという意味では異業種に参入する側面があるが、自分でゼロからのスタートするわけではないので、現在やっていることで独立したい、と同種とみなします。この①、②、③の場合は、流れが自然ですよね。無理がない。くるべきタイミングがきたのでしょう。あとは自分に合ったすすめ方とタイミングで、やっていかれる思います。

 

もう一つは、今の業種とは全く関係ない分野や、未経験分野で独立したい場合。
こちらに当てはまる人に、ぜひともおすすめしたいのが、二重思考とグレー思考を取り入れることです。

 

二重思考とは
・目標達成で得られるメリット
・途中に控えている現実的な問題
この二つを視野に入れて、バランスを取ることです。

 

二重思考の一つ目。目標達成で得られるメリットは何ですか?独立が目標なら、独立するメリットは何ですか?そして、そのために自分ができることは何だろう?を考えてみてください。成功した自分を妄想することではなく、現実的に今の自分ができることがありますか。成功した自分を妄想するのはとてもワクワクすることだけれど「妄想は仮定の世界」現実の変化がおきません。独立するために現実的に自分ができることを探して、やってみてください。

 

二つ目の、途中に控えている現実的な問題を想定して対処法を考えておく、がこれまた重要です。簡単に想像できるレベルの問題なら事前に検討しておいて対処法をいくつか考えましょう。よく、やってみたらなんとかなる、と見聞きしますが私はこの考え方への支持率60%です。何とかなった人は、結果的にどうにかなった。それは、その人が周囲の手助けも含めて「自分でなんとかした」という感じで、人生を振り返ったときに「今思えばなんとかなった」という感じがしっくりくる解釈だと私は想像します。

 

きっと、他人は「なんとかなるよ」と言ってくれるでしょう。なぜなら、冷たい言い方ですが、人は本質的に他人の人生は自分に影響がないので、自分ごととして真剣に捉えないし、わざわざやる気を削ぐような、他人の足を引っ張るようなことは言わないのです。

 

親・パートナー・兄弟など助けてくれる人がいる、資金、人脈、不動産など、人それぞれ持ってるカードが違います。自分はどのカードが使えるかを考えてみよう。自分しかわからないことで、他人から「大丈夫」と言われたところで何の保証もありません。自分で自分を保証するしかないのです。

 

だから何も考えずにどうにかなるさ〜とすすめるのは、かなり怖いです。年齢が50代、60代、と上がるにつれリスクが高まると思います。若さ、ってすごいパワー。これから先の時間が長く、エネルギーが満ち溢れている分、時間と体力で解決できることがあるからです。若ければ若いほど、失敗を次に活かすチャンスが多い。失敗から立ち上がる経験が、自分の栄養になるでしょう。そして四柱推命の天戦地冲の期間は失敗のダメージがドスンと効く。歳をとれば取るほど、体力的にもダメージは深い。チャンスに年齢は関係ないし、チャレンジも年齢に関係ないと思います。しかし、自分相応のリスクヘッジは必要だと思います。

 

ここでおすすめしたいのがグレー思考です。グレー思考とは、黒か白かの極論ではなく、中間論を取ることです。グレーもグラデーションで、白に近いグレーなのか、黒に近いグレーなのか、でいろんなパターンの中間論が考えられます。「サラリーマン辞めて、独立する!」といきなり全ベットしてしまうのではなく、サラリーマンを続けながらやる方法を模索するとか、グレーの選択肢を見つけよう。

 

ちなみに、今の業種と全く関係ない分野や、未経験分野で独立が頭をよぎる場合、今の仕事に疲れ(多くの場合人間関係)嫌になっている人もいるでしょう。ちなみに、独立しても経営者でも、人間関係問題はどこへでもつきまとってきます。実際、経営者さんからのご相談も受けますが、表面的には例えばお金や事業のことでも、突き詰めれば問題の原因は全て人間関係です。これまで人間関係で我慢し続けて傷ついた心を癒してあげたら、案外サラリーマンも悪くない、って気持ちに変われるかもしれません。